昨日（3月11日）の午後は各航海士担当の科目ごとに修了試験と訓練記録簿の記入をしました。
本日（3月12日）09:07に館山湾を抜錨して、浦賀水道航路、中ノ瀬航路を経由し、13:38に晴海HJ岸壁に入港しました。
乗船実習4のこの航海は、延縄実習がメインの実習ですが、2年前は延縄中の怪我で緊急帰港、昨年度は新型コロナ罹患のため航海がほとんどできませんでした。今回は、実習生、乗組員や関係各位の皆様の協力のおかげで予定していた航海を成就することができました、皆様に感謝いたします。
乗船実習4の航海は本日で終了しますが、下船日の3月19日まで実習は続き、大掃除や三級海上無線通信士の受験など行う予定です。
昨日（3月10日）は熊野灘から遠州灘を通過して、本日（3月11日）の早朝に伊豆半島下田沖の神子元島を通過しました。
下田沖では北東の風が吹いていましたが、航行に支障はなく、13:03に館山湾に投錨しました。
午後からは、この航海の集大成である修了試験を行います。
明日は9時に抜錨して、東京湾を北上し、晴海HJ岸壁に13:30頃入港予定です。
正午位置：34-59.163N 139-41.930E（洲崎沖）
天候：晴れ 風：NE/N 0.7m/s 波高：0.8m 気温：18.3℃ 水温：18.0℃ 気圧：1025.8hPa
本日（3月10日）08:52に新宮港を出港しました。
停泊中は、感染対策をとりながらの見学上陸や、清水（54トン）の積み込み、ゴミの陸揚げを行いました。
個人的にですが、世界遺産である熊野速玉大社と熊野那智大社に参拝し、これまでの航海の無事に感謝し、東京までの帰路の安全を祈願してきました。（熊野詣）
現在は、尾鷲沖の熊野灘を航行していますが、時間調整をしながら明日の昼過ぎには館山湾に到着して錨泊する予定です。
正午位置：33-54.499N 136-24.247E（尾鷲沖）
天候：晴れ 風：S 8.0m/s 波高：1.0m 気温：20.0℃ 水温：17.1℃ 気圧：1020.3hPa
乗船者：乗船学生13名、乗組員22名
昨日まで串本港外で錨泊しながら延縄操業の片付けをしていました。
本日（3月6日）の07:06に串本港外を抜錨し、沿岸沿いに北上して09:55に新宮港に入港しました。
途中、生マグロの水揚げ日本一の那智勝浦の沖では、ビンチョウマグロを狙う多数の曳縄漁船がいました。
入港前に代理店から連絡があり、岸壁フェンダーの都合で着岸岸壁が変更になりましたが問題なく着岸できました。
寄港中は、給水とゴミの陸揚げを行い、3月10日の9時に出港する予定です。
また、調査員は当港で全員下船しました。
昨日（3月3日）は午後からビンチョウマグロ10尾を三枚おろしにして、ブロック作りをしました。相変わらず中落ちがたくさん骨に残り、スプーンで掬い取っています。
黒潮の影響で潮流の早い海域では、うねりが大きく船体も動揺していましたが、北上すると徐々にうねりが小さくなりました。
漁場ではまったく受信できなかったBS放送がようやく視聴できるようになりました。
本日（3月4日）も風も弱く、時間調整のため減速して北上しました。
13:22に名勝天然記念物の橋杭岩を望む、串本港外に投錨しました。
今日と明日で、漁具の片付けとが外舷清掃を行い、3月6日の7時に抜錨し新宮港に向かいます。
正午位置：33-22.538N 135-56.633E（潮岬沖）
天候：曇り 風：NNW 2.5m/s 波高：0.9m 気温：16.2℃ 水温：16.9℃ 気圧：1026.2hPa
昨日（3月2日）は延縄操業最終日の6回目の揚げ縄を12:30〜16:00まで行いました。
揚げ縄開始から2時間半、ミズウオしか釣れず、諦めかけたところ、群れにあたったのかビンチョウマグロが3尾続けて釣れ、ボーズを免れました。その後、終盤にも2尾続けて釣れ、無事揚げ縄を終えました。
今回は、御神酒（高清水：¥680）を少し奮発したせいか毎日マグロの漁獲があり、大きな事故や怪我もなく無事終えることができました。海神様に感謝いたします。
揚げ縄終了後から、串本港外に向け北上を開始しました。
本日（3月3日）は早朝から黒潮を横断しており、風は大してありませんが、黒潮の影響でうねりが大きく翻弄されています。
午前中は、漁具の解体や片付けを行い、午後からは後半に漁獲して氷蔵にしていたマグロ10尾のブロック作りを行います。
現在のところ明日の午後には串本港外に到着して錨泊する予定です。
正午位置：30-21.549N 137-25.018E（四国海盆） 針路：330° 速力：8.2kt
天候：曇り 風：N 5.0m/s 波高：3.7m 気温：14.0℃ 水温：19.1℃ 気圧：1025.3hPa
昨日（3月1日）の12:30から16:30まで5回目の揚げ縄を行いました。
揚げ縄を開始して15分ほどでビンチョウマグロが釣れ、幸先の良い出だしとなりました。その後も適度な間隔で何かしら釣れて船上を賑わしてくれていました。中盤には大きな太ったビンチョウが釣れたり、小さなキハダマグロも釣れました。最後の枝縄に大きなマグロが掛かりましたが、針が外れてバラしてしまいました。まさに逃した魚は大きかったです。
また、ミズウオが14尾も釣れました。このミズウオは海ごみ調査のサンプルとして凍結保存して持ち帰ります。
本日（3月2日）の04:30から6回目（最終日）の投縄を行いました。
今日の投縄は白鳳海山の尾根を縦走するように幹縄を設置しました。尾根と言っても水深は約1,500mはあります。南西の潮流に乗って海山の西側斜面上を漂う予定です。
投縄終了後は、縄周りしながらニューストンネットの曳網と、XBTによる水温の鉛直分布観測を行いました。
本日の揚げ縄は12:30から行います。
正午位置：27-59.697N 137-27.260E（白鳳海山付近） 針路：213° 速力：2.5kt
天候：曇り 風：WSW 5.0m/s 波高：1.2m 気温：20.5℃ 水温：19.9℃ 気圧：1019.1hPa
昨日（2月28日）は13:00〜15時過ぎに揚げ縄を行いました。
投縄時に幹縄が切れたため予定の半分の縄しか入っていないせいか、ミズウオしか獲れず、諦めかけた最後に丸々としたビンチョウマグロが釣れました。
本日（3月1日）は04:30より5回目の投縄を白鳳海山の西側で行いましたが、特にトラブルなくできました。
投縄後、縄回りをしながらニューストンネットの曳網とXBTによる観測を行いました。
実習生は、そろそろ疲れてきた頃ですが、夕食時に出された、マグロのお刺身やカマ焼きを食べて元気を取り戻しているようです。
本日の揚げ縄は12:30から開始します。
正午位置：27-57.277N 137-15.218E（白鳳海山西方） 針路：154° 速力：2.1kt
天候：晴れ 風：E/S 5.0m/s 波高：1.3m 気温：21.0℃ 水温：19.9℃ 気圧：1023.5hPa
昨日（2月27日）は、南に流されたので朝から夕方まで航走して白鳳海山まで潮上りしました。
午後からは、実習生全員で3日間で獲れた12尾のビンチョウマグロを3枚下ろしにし、その後ブロック作りをしました。小振りのマグロですが、実習生には3枚下ろしは難しいようで、中落ちをたくさん付けてくれたようです。
本日(2月28日）は4回目の投縄を04:30から行いましたが、投縄直後に幹縄が切れてしまい、一旦回収し、入れ直しをしました。回収作業に時間がかかったため、予定の半分の縄しか入れられませんでした。
揚げ縄は13時から行う予定です。
正午位置：27-59.389N 137-20.222E（白鳳海山付近：ドリフト中）
天候：晴れ 風：E/N 6.0m/s 波高：1.9m 気温：18.0℃ 水温：19.8℃ 気圧：1028.4hPa
昨日（2月25日）も12:30から17:30まで揚げ縄を行いまいした。
最初にアブラソコムツが釣れ、その後ミズウオやカラスエイしか釣れませんでしたが、揚げ縄終間際にビンチョウマグロが続けて3尾釣れました。また、予想外でしたが28kgのキハダマグロが1尾つれました。
揚げ縄の終盤の幹縄が切れており、大旗のボンデンを見失いましたが、GPSブイが付いておりましたので何とか見つけて引き上げることができました。
本日（2月26日）は白鳳海山の南西30海里の海域で04:30から投縄を行いました。
昨日までは雨の中での延縄でしたが、今日は気温は低いですが、青空が少し見えています。
今日も12:30から揚げ縄を開始します。
正午位置：27-26.850N 137-08.839EE（白鳳海山南西）
天候：晴れ 風：NNE 5.0m/s 波高：1.7m 気温：17.5℃ 水温：20.1℃ 気圧：1024.8hPa
昨日（2月26日）の12:30から17:30まで揚げ縄を行いました。
揚げ縄開始から2時間あまりミズウオしか釣れず、今日はダメかなと思ったところビンチョウマグロが釣れ、終盤には元気なキハダマグロが釣れました。かなり暴れたのか幹縄がかなり蛇行していました。
最後にビンチョウも釣れ、トラブルなく揚げ縄を終えました。また小さなアオザメが釣れましたので、研究用のサンプルとして持ち帰ります。
本日（2月27日）は、かなり南に流されたので移動と、3回分の氷蔵しておいた漁獲物の魚体処理（ブロック）を行います。
また、ニューストンネットの曳網や目視観測も行います。
正午位置：27-30.102N 137-01.875E（白鳳海山南方） 針路：036° 速力：7.3kt
天候：晴れ 風：NE 11.2m/s 気温：17.2℃ 水温：19.8℃ 気圧：1028.7hPa
昨日（2月25日）も12:30から17:30まで揚げ縄を行いまいした。
最初にアブラソコムツが釣れ、その後ミズウオやカラスエイしか釣れませんでしたが、揚げ縄終間際にビンチョウマグロが続けて3尾釣れました。また、予想外でしたが28kgのキハダマグロが1尾つれました。
揚げ縄の終盤の幹縄が切れており、大旗のボンデンを見失いましたが、GPSブイが付いておりましたので何とか見つけて引き上げることができました。
本日（2月26日）は白鳳海山の南西30海里の海域で04:30から投縄を行いました。
昨日までは雨の中での延縄でしたが、今日は気温は低いですが、青空が少し見えています。
今日も12:30から揚げ縄を開始します。
正午位置：27-26.850N 137-08.839EE（白鳳海山南西）
天候：晴れ 風：NNE 5.0m/s 波高：1.7m 気温：17.5℃ 水温：20.1℃ 気圧：1024.8hPa
昨日（2月24日）の12:30から16時過ぎまで揚げ縄を行いました。
揚げ縄の序盤は、ミズウオやカラスエイしか釣れませんでしたが、中盤に差し掛かり念願のビンチョウマグロが釣れました。その後も、適度な間隔で釣れ、小振りですが10kg前後のビンチョウマグロが釣れました。
本日（2月25日）も04:30から白鳳海山の東側斜面上で投縄を行いました。投縄後、縄周りを行いながら、ニューストンネットの曳網、XBTによる水温の鉛直分布の観測を行いました。
本日も12:30から揚げ縄を行います。
正午位置：28-00.378N 137-26.222E（白鳳海山付近）
天候：曇り 風：N 3.4m/s 波高：1.3m 気温：17.5℃ 水温：19.9℃ 気圧：1019.0hPa
昨日（2月23日）の午後から白鳳海山付近でCTDを水深1,000mまで下ろし観測を行いました。
夜間は漂泊し、本日（2月24日）の04:15に起床後、投縄を行いマグロ延縄の漁具を設置しました。
投縄後、最初に入れた大旗のボンデンに戻る、縄周りをしながらニューストンネットの曳網とXBT観測を行いました。
昨日の漂泊中の本船のすぐそばで、カツオの群れが跳ねていて、ミズナギドリやクロアシアホウドリが集まってきました。今朝も鳥が集まってきており、にわかに期待しているところです。
揚げ縄は本日12:30より開始します。終了は17時頃の予定です。
正午位置：28-02.103N 137-19.216E（白鳳海山付近：ドリフト中）
天候：雨 風：NNE 2.0m/s 波高：1.7m 気温：19.3℃ 水温：19.8℃ 気圧：1016.2hPa
昨日（2月22日）の午後から今朝にかけて黒潮を横断しました。潮流は最強で3.5ノット、水温20.8℃でした。
深夜に漁船や漁具がありましたが、現在は付近に船舶はおりません。
弱い雨が降ったり止んだりしていますが、風は弱く、気温も少し上がり、過ごしやすくなってきました。
11時過ぎに予定の漁場（白鳳海山）に到着して漂泊していますが、13時からCTDを深度1,000mまでおろし漁場の環境を調べます。
明日（2月24日）は1回目のマグロ延縄操業を行います。早朝の4時過ぎから投縄を開始する予定です。
正午位置：28-02.431N 137-21.688E（白鳳海山：ドリフト中）
天候：曇り 風：S/W 4.0m/s 波高：1.9m 気温：18.0℃ 水温：20.3℃ 気圧：1021.0hPa
昨夜の21時過ぎに潮岬で変針して、漁場を目指して南下を開始しました。
今朝までは弱い南西の潮流に乗っていましたが、徐々に南東の流れに変わってきました。まだ水温は高くないですが潮流が約2ノットと速くなってきました。四国沖から南東へ蛇行する黒潮を横断して、黒潮の南側の周囲より少し水温の低い海域で操業を予定しています。
空模様は低い層積雲に覆われて、どんよりしていますが、風は弱く、昨日より少し気温が上がってきたようです。
操業は2月24日から行う予定ですが、明日の午前中には予定地点に到着できそうです。
海ゴミ調査のため目視観測に加えニューストンネットによるサンプリングも開始しました。
正午位置：30-54.621N 135-48.377E（那智海山付近） 針路：156° 速力：7.6kt
天候：曇り 風：NE/N 7.0m/s 波高：2.3m 気温：10.3℃ 水温：17.0℃ 気圧：1028.8hPa
昨夜は伊豆半島下田沖の神子元島付近で20m/sを超える西風に吹かれ、船体の動揺が激しく、波も船橋まで被るため4ノットまで減速してやり過ごしました。石廊埼を超えた付近でようやく静かになってきました。
今朝も北西の風は吹いていましたが、波高は小さいため朝から増速して航行しています。本日早朝に磐田市の沖を通過し、現在は大王崎を経て、間も無く熊野灘に入るところです。
昨日の午後から、海ゴミ調査のための目視観測を開始しております。目視観測は実習生と調査の学生とで共同で行っています。
今夜19時ごろに潮岬を通過し、針路を南に向け漁場に向かいます。
正午位置：34-17.321N 137-01.514E（大王崎沖） 針路：226° 速力：10.7kt
天候：晴れ 風：N/W 11.0m/s 波高：1.4m 気温：6.5℃ 水温：16.7℃ 気圧：1025.6hPa
本日（2月20日）の09:53に晴海HJ岸壁を出港しました。
現在は浦賀水道航路を航行し東京湾を南下しています。
今回はマグロ延縄実習がメインの航海となります。漁場は北緯28度、東経237度付近の海域を予定していますが、黒潮の影響を避けるため一旦、沿岸沿いに西航し、潮岬付近から南下する予定です。
今日、明日の太平洋側沿岸では西寄りの風が予想されていますが、実習生は、船橋航海当直、天測や気象通報等を行いながら漁場に向かいます。
また、この航海では海ごみ調査と延縄の実験のため調査員が乗船しています。
正午位置：35-22.212N 139-42.131E（根岸沖）
天候：晴れ 風：NE/E 7.0m/s 波高：0.4m 気温：10.4℃ 水温：13.5℃ 気圧：1009.9hPa
乗船者：乗船学生13名、調査員7名、乗組員21名
本日（2月10日）12:36に浦安沖を抜錨し、東京西航路を経由して13:40に晴海HJ岸壁に入港しました。
陸上では都内でも雪が降っているとのことでしたが、午前中はみぞれでしたが、ほとんど弱い雨でした。また、気温が1度台まで下がりましたが、けあらしが発生することはなく視界に影響することはありませんでした。
東京に一時帰港しましたが、ほとんどの実習生は来週の海技試験（一級、二級の筆記試験）を横浜で受験する予定です。そのため、空き時間は教室で最後の追い込みをかけている実習生が見られます。
次回の航海は、2月20日10時に出港予定です。
本日（2月9日）の08:37に湯河原沖を抜錨しました。
相模湾の西側は風は弱く穏やかでしたが、相模湾を横断するにつれ予報通り北風が強まりました。
東京湾に入り、浦賀水道航路、中ノ瀬航路を経由して、15:04に浦安沖に投錨しました。
明日は南岸低気圧の影響で、関東でも雪が降ることが予想されていますが、明日は12:30に抜錨して、13:30ごろに晴海埠頭に入港する予定です。
正午位置：35-06.233N 139-46.291E（剣埼沖）
天候：晴れ 風：NW/N 11.0m/s 波高：1.1m 気温：10.0℃ 水温：16.3℃ 気圧：1025.1hPa
昨夜は遠州灘を航行し、本日早朝に伊豆半島沖の神子元島を通過しました。その後、相模湾を伊豆半島に沿って北上し、12:52に湯河原沖に投錨しました。
本日は曇り空でしたが、実習生は太陽の子午線通過時の高度を六分儀で計測することができたようです。また、気象通報にもかなり慣れてきたようで、インマルサットCで通報しています。
本日の午後は、延縄用の枝縄作りをします。
明日は08:30に抜錨し、夕方には浦安沖に投錨する予定です。
正午位置：35-02.163N 139-08.960E（初島沖） 針路：056° 速力：8.2kt
天候：雨 風：ENE 8.0m/s 波高：0.8m 気温：14.0℃ 水温：18.6℃ 気圧：1016.2hPa
2月5日、6日と串本港外に錨泊しておりましたが、本日(2月7日）10:06に抜錨しました。
錨泊中は延縄の枝縄作りや、機関概論の講義や機関実習を行いました。
現在は那智勝浦沖の熊野灘を東に航行中で、弱い雨が降っていますが風も弱く順調に航行中です。四国の沖に低気圧があるようですが、今のところ影響はなさそうです。
このまま順調に行けば、明日の昼過ぎに湯河原沖に投錨する予定です
正午位置：33-34.943N 136-04.427E（那智勝浦沖）
天候：曇り 風：E/N 6.0m/s 波高：1.0m 気温：10.5℃ 水温：17.0℃ 気圧：1016.0hPa
昨日の午後に電磁ログの調整とCTDウィンチの試運転を行いました。どちらも支障がないことが確認できました。
終了後、足摺岬沖で反転し、和歌山の串本に向かいました。
深夜には紀伊水道の北風の吹き出しに波を被りましたが、本日正午に潮岬を通過し、13:26に橋杭岩（名勝天然記念物）を望む串本港外に投錨しました。
抜錨は2月7日10時を予定しています。今日と明日の錨泊中に機関実習と延縄の漁具作りを行う予定です。
正午位置：33-24.289N 135-46.280E（潮岬沖）
天候：晴れ 風：SSW 2.3m/s 波高：0.6m 気温：13.0℃ 水温：18.4℃ 気圧：1022.7hPa
昨日は18時過ぎに潮岬を通過し、現在、足摺岬の沖を航行中です。
紀伊水道を通過する際に北寄りの風が吹いていましたが、特に航行に支障はありませんでした。
昨夜は節分のイベントとして、乗組員1名、実習生2名の年男・年女による豆まき（静かな）をしました。また、昼食には、「丸かぶり」のための太巻きが出され、皆、祈りを込め黙っていただきました。（元祖黙食）
本日午後から電磁ログの調整のため船速を変えながら1マイル間の往復を繰り返しスパン調整をする予定です。
また、CTDウィンチの線長表示器を取り替えましたので試運転を行います。
終了後、反転し串本港外に向け東行します。串本港外には明日5日の午後に投錨する予定です。
正午位置：32-37.144N 133-15.047E（足摺岬沖） 針路：232° 速力：5.7kt
天候：晴れ 風：WNW 3.5m/s 波高：1.2m 気温：13.1℃ 水温：17.5℃ 気圧：1020.1hPa
昨日（2月2日）は午後から自差測定を行いましたが15時過ぎに終了し、相模湾を南下、神子元島より西に針路をとりました。本日の早朝には伊良湖水道の沖を通過し、現在尾鷲の沖の熊野灘を航行しています。
大王埼の沖ではマグロ狙いでしょうか、多数の曳き縄をする漁船がいましたので大きく迂回しました。
朝のうちは北東の風が吹いており、時折デッキに波を被っていましたが、現在は弱まり、順調に航行しています。
実習生は航海当直に入直する他、延縄で使用する枝縄作りをしています。
正午位置：34-01.512N 136-41.184E（尾鷲沖） 針路：220° 速力：8.7kt
天候：曇り 風：N 6.0m/s 波高：1.5m 気温：8.1℃ 水温：19.4℃ 気圧：1018.0hPa
昨夜は遅くまで西寄りの強風が吹いていましたが、今朝は北寄りの冷たい風が吹いていました。
本日09:07に横須賀4区を抜錨し、浦賀水道航路を経由後、現在相模湾を西航して予定地点に向かっています。13時ごろに相模湾の中央部に到着し自差測定を行う予定です。
今回の航海では沿岸を航行しますが、六分儀で天体の高度を測り自船位置を求める天測計算や、気象海象を観測し気象庁に通報する気象通報等に実習生は取り組みます。
本日は自差測定終了後（夕方）、相模湾を南下して沿岸沿いに西に向かう予定です。
正午位置：35-07.823N 139-29.825E（城ヶ島沖） 針路：281° 速力：9.4kt
天候：曇り 風：NE 6.4m/s 波高：0.9m 気温：8.2℃ 水温：16.2℃ 気圧：1016.9hPa