神鷹丸

乗船実習Ⅳ航海


航海行動報告 3月12日(火曜日)

本日(3月12日)の12:36に浦安沖を抜錨し、東京西航路を経由して13:47に月島F4岸壁に入港しました。
冷たい雨の中の入港作業でしたが、海鷹丸の皆さんのお手伝いもあり、無事終えることができました。
乗船実習4の航海は本日で終了します。関係各位の皆様に感謝いたします。
実習生は3月19日の下船日まで乗船して実習を続けます。明日以降、終了試験や船内の大掃除、実習生によっては三級海上無線通信士の受験などで忙しくなります。

航海行動報告 3月11日(月曜日)

昨日(3月10日)は伊良湖水道からの北西の風に揺られながら遠州灘を航行し、本日(3月11日)の早朝に伊豆大島の元町沖を通過しました。
東京湾に入り、浦賀水道航路、中ノ瀬航路を経由して13:05に浦安沖に投錨しました。
実習生は、使用した六分儀の掃除や修了試験を行います。
明日(3月12日)は12:30に抜錨して月島F4岸壁に向け入航する予定です。

正午位置:35-25.448N 139-47.699E(木更津沖)
天候:晴れ 風:NNE - 4.5m/s 波高:0.7m 気温:8.1℃ 水温:11.2℃ 気圧:1025.4hPa

新宮港出港報告 3月10日(日曜日)

本日(3月10日)の09:56に新宮港を出港しました。
新宮港停泊中は、ゴミの陸揚げと給水(69トン)をしました。 実習生は昨日(3月9日)、バス見学で熊野の森林探索や那智の裏滝などを見学しました。
新宮港出港時には、新宮市役所の方が見送りに来ていただきました。
現在は尾鷲沖の熊野灘を航行していますが、明日の午後には浦安沖に到着して錨泊する予定です。

正午位置:33-55.53N 136-26.612E(尾鷲沖) 針路:056° 速力:9.0kt
天候:晴れ 風:N/E - 3.8m/s 波高:0.5m 気温:10.4℃ 水温:18.6℃ 気圧:1026.5hPa

乗船者:乗船学生18名、乗組員22名

新宮港入港報告 3月7日(木曜日)

昨日(3月6日)は塩まみれになった船体の外舷清掃と延縄漁具の片付けを行いました。
本日(3月7日)の07:07に串本港外を抜錨し、新宮港に向け北上しました。
生マグロ水揚げ日本一の那智勝浦港の沖は、マグロを狙っているのでしょうか、曳き縄(トローリング)をする小型漁船が多数操業していました。
09:56に新宮港三輪崎4号岸壁に入港しました。
入港後、新宮市役所の方がご挨拶にお見えになりました。
新宮港では、給水、ゴミの陸揚げと実習生はバス見学を予定しています。 また、調査員は当港で全員下船しました。
出港は3月10日の10時を予定しています。

航海行動報告 3月5日(火曜日)

昨日(3月4日)は昼過ぎに黒潮を横切ったようで、水温が16℃になり4〜5℃下がりました。
風が弱まり、久しぶりに海況が良く、串本港外に向け北上しました。
本日(3月5日)は久しぶりに受信できたBS放送の天気予報では、「暦の上では啓蟄ですが、気温が下がり」とコメントされ、20℃くらいの海域にいた我々には、かなり寒く感じた朝でした。
昼前には、ようやくマリタイムモバイルが受信でき、その後、携帯電話も圏内になりました。
低気圧の影響で冷たい雨の中、13:57に串本港外の橋杭岩(国の名勝および天然記念物)の前に投錨しました。
明日は1日錨泊して、3月7日の7時に抜錨し新宮港に向かう予定です。

正午位置:33-19.190N 136-00.366E(串本沖)
天候:雨 風:ENE - 11.0m/s 波高:1.8m 気温:11.5℃ 水温:18.0℃ 気圧:1016.7hPa

正午位置報告 3月4日(月曜日)

昨日(3月3日)は操業最終日で12:20〜16:00に揚げ縄を行いました。
この日は、ようやく風が収まり、少しうねりはありましたが、穏やかな海況で最終日を迎えました。 揚げ縄を開始して早々に、540本ある枝縄の最初の枝縄の針にビンナガマグロが掛かって釣り上げることが出来ました。 その直後にも釣れ幸先の良いスタートを切れたと思いましたが、その後は続かず、ミズウオすら釣れませんでした。 途中、小さなアオザメが釣れ、研究用サンプルとして確保しました。 終わり間際に、ようやくビンナガマグロが釣れ揚げ縄を終えました。 これまで5回の操業でミズウオが51尾釣れましたが、海ゴミ調査のための貴重なサンプルとして研究用に持ち帰ります。
今回の延縄実習は当初6回の操業を予定していましたが、天候不良や漁獲調整のため5回の操業となりましたが、特に大きなトラブルもなく終えることが出来ました。
また、延縄操業は甲板部が中心となり実習生と作業を行いますが、実習生の人数が少ないため揚げ縄時には機関部から応援していただきました。 さらに司厨部も揚げ縄後の夕食時には、マグロやカツオの刺身や、漬け、タタキやカジキのフライなど提供してくれ、疲れた実習生や乗組員を元気付けてくれました。 乗組員全員の協力で充実した延縄実習になりました。
昨日の揚げ縄終了後から北上を開始し、本日(3月4日)の午前中には北緯30°を超え、黒潮を横切っているところです。
午前中から、船尾のデッキでは4回目と5回目に獲ったビンナガマグロを実習生が3枚に卸しています。
現在は黒潮の影響で船速が出てませんが、順調にいけば明日の午後には串本港外に投錨する予定です。黒潮の流速は最強で4.7ktありました。

正午位置:30-54.223N 137-12.297E(四国海盆) 針路:349° 速力:8.8kt
天候:晴れ 風:NE/N - 5.1m/s 波高:1.4m 気温:15.0℃ 水温:20.7℃ 気圧:1022.5hPa

正午位置報告 3月3日(日曜日)

昨日(3月2日)の12:32〜17:16まで白鳳海山付近で4回目の揚げ縄を行いました。 この日も最初はミズウオばかりでしたが、中盤から夕まずめの終盤まで、ビンナガマグロが釣れました。 釣れたビンナガマグロは鰓と内臓や鰭を取って氷蔵し、明日以降に3枚に卸します。
大きなヨシキリザメが掛かり、幹縄は相当引きずられたようで、大きく蛇行していましたが、このサメはバラシました。
夜間のうちに北西に20海里程移動し、延縄実習最終日の本日(3月3日)の04:47〜06:26に5回目の投縄を行いました。
投縄後は、縄周りをしながら、ニューストンネットの曳網とXBT観測を行いました。
本日も12:30頃より揚げ縄を開始して、17時過ぎには終了予定です。終了後は北上して、串本港外を目指します。

正午位置:28-11.634N 137-21.723E(白鳳海山北西) 針路:206° 速力:2.3kt
天候:曇り 風:NW/N - 6.0m/s 波高:1.7m 気温:18.5℃ 水温:20.0℃ 気圧:1019.6hPa

正午位置報告 3月2日(土曜日)

昨日(3月1日)は低気圧通過のため操業は中止し、白鳳海山への移動日にしました。
夕方には雨が降り前線が抜け、風向きも変わり、気温も少し下がりました。 予想よりも荒天にはなりませんでしたが、和歌山の小型マグロ漁船が操業中でした。
本日(3月2日)の04:44〜06:20に4回目の投縄を白鳳海山付近で行いました。
投縄後、最初の投入地点に戻る縄周りをしながら、ニューストンネットの曳網とXBT観測を行いました。
揚げ縄は間も無く12:30頃より開始し、18時までには終了する予定です。
明日(3月3日)は操業最終日で04:30頃から投縄を開始する予定です。

正午位置報告 3月1日(金曜日)

昨日(2月29日)の12:22〜16:40に3回目の揚げ縄を行いました。
最初の漁場の白鳳海山より80海里ほど南の地点で投縄をしましたが、15時頃までミズウオしか釣れず、只々、空の枝縄が揚がってくるばかりでしたが、ようやくカツオが釣れました。 その後も、なかなか釣れませんでしたが、終盤にクロカジキが3尾釣れました。
この日は最後までマグロの顔を拝むことはできませんでしたが、なんとか漁獲がありました。
本日(3月1日)は低気圧通過のため操業は中止し、白鳳海山海域に移動しているところです。
低気圧に吹き込む南風のおかげで気温は20℃を超え、暖かくなってきています。
明日(3月2日)は04:30頃より4回目の投縄を開始する予定です。

正午位置:27-26.776N 137-26.252E(白鳳海山南西沖) 針路:350° 速力:2,9kt
天候:曇り 風:SW/W - 10.0m/s 波高:2.7m 気温:22.9℃ 水温:20.0℃ 気圧:1014.3hPa

正午位置報告 2月29日(木曜日)

昨日(2月28日)は操業を中止して、午前中から漁獲物の魚体処理をしました。
実習生は、漁獲したビンナガマグロを出刃包丁で三枚におろしました。 10kg前後の小振りのビンナガマグロですが、始めて魚を捌くには難しいようで、背骨の周りに、たくさんの中落ちをつけてくれました。 しかし、別の実習生が中落ちをスプーンで取ってくれます。
夕方までかかりましたが、操業2回分の漁獲物の処理をすることが出来ました。
本日(2月29日)の04:56〜06:41に3回目操業の投縄を行いました。 その後、最初の投入地点に戻る縄周りをしながら、ニューストンネットの曳網とXBT観測を行いました。
本日も12:30ごろから揚げ縄を開始する予定です。
また、明日(3月1日)は低気圧通過もあり操業は中止します。

正午位置:26-39.185N 137-10.625E(九州・パラオ海嶺東) 針路:173° 速力:1.5kt
天候:晴れ 風:SE - 8.5m/s 波高:3.7m 気温:21.1℃ 水温:22.0℃ 気圧:1023.7hPa

正午位置報告 2月28日(水曜日)

昨日(2月27日)の12:22から17:30まで2回目の揚げ縄を行いました。 揚げ縄当初はミズウオばかりでしたが、連続でビンナガマグロやカツオが釣れ始めました。 途中、キハダマグロやクロカジキも釣れ、終わり間際にもビンナガマグロが続けて釣れ、魚体処理班は大忙しでした。
当初の予定では、3日間続けて操業し、エラや内臓を取り除いた漁獲物を氷蔵し4日目に操業を休み、まとめて漁獲物の三枚おろし等の魚体処理をする予定でしたが、 採れ過ぎたため氷蔵庫が一杯になりましたので、本日(2月28日)は操業を中止し、1日かけて魚体処理を行うことにしました。 実習生は午前中からビンナガマグロを捌いています。
ようやく風が弱まってきて、白波も目立たなくなってきましが、明後日には再び低気圧が本船の北側を通過するため、現在は南に移動しています。
明日(2月29日)は04:30頃より3回目の投縄を行う予定です。

正午位置:27-03.067N 137-41.177E(九州・パラオ海嶺東) 針路:228° 速力:2.8kt
天候:晴れ 風:NE/N - 5.1m/s 波高:2.8m 気温:18.3℃ 水温:21.7℃ 気圧:1023.6hPa

正午位置報告 2月27日(火曜日)

昨日(2月26日)の12:30から17:30まで揚げ縄を行いました。 揚げ縄中盤までミズウオしか釣れませんでしたが、元気なクロカワカジキが釣れました。 その後、カツオと小さなメカジキが釣れました。 そろそろマグロの姿が見たくなった頃に、ようやくビンナガマグロが釣れました。 バラしたマグロもいましたが3尾取り込むことが出来ました。
操業1日目にして実習生は恒例のカジキとの集合写真を撮ることが出来ました。
本日(2月27日)は2回目の投縄を5時前から開始して、06:30に終了しました。
最初の投入地点に戻る、縄回りをしながら、ニューストンネットの曳網とXBT観測を行いました。
本日も12:30頃より揚げ縄を開始する予定です。

正午位置報告 2月26日(月曜日)

昨日(2月25日)の午後から、操業予定海域の白鳳海山上でCTD+ニスキン採水の観測を深度1,000mまで行いました。
本船の北側を南岸低気圧が通過したため、南寄りの風が西寄りに変わりました。
本日(2月26日)は1回目のマグロ延縄操業のため4時過ぎから準備を行い投縄を行いました。
作業開始前には、御神酒をまいて作業の安全を祈念しました。
7時前に投縄を終え、その後、最初に入れた大旗のボンデンに戻る、縄周りをしながらニューストンネットの曳網とXCTDによる観測を行いました。
低気圧は昨夜に東の海上に抜けたようですが、高気圧からの吹き出しで北寄りの風が吹いて、青空になりましたが、なかなか海況が良くならないです。
揚げ縄は12:30頃から開始し、終了予定は17時頃です。

正午位置:27-44.517N 137-33.591E(白鳳海山) 針路:326° 速力:2.7kt
天候:晴れ 風:N/W - 9.6m/s 波高:3.3m 気温:22.5℃ 水温:21.1℃ 気圧:1013.9hPa

正午位置報告 2月25日(日曜日)

昨日(2月24日)は四国海盆を南下しながら黒潮を横断しました。
九州の南で新たに発生した南岸低気圧の影響で昨夜から南寄りの風が吹き始めました。
本日(2月25日)は雨が上がり、久しぶりにデッキで朝のラジオ体操ができました。 南寄りの風のおかげで、気温が21℃まで上がり暖かくなりました。
また、一瞬ですが出港以来始めて青空が見えましたが、すぐに曇ってしまいました。
午前中に、操業予定の白鳳海山上に到着し、ニューストンネットを曳網しました。午後からはCTD観測を行う予定です。
明日(2月26日)は1回目のマグロ延縄操業を行います。早朝の4時過ぎから投縄を開始する予定です。

正午位置:28-02..064N 137-27.951E(白鳳海山)
天候:曇り 風:S/W - 9.6m/s 波高:1.8m 気温:21.0℃ 水温:21.1℃ 気圧:1010.7hPa

正午位置報告 2月24日(土曜日)

昨日(2月23日)は14時過ぎに串本沖で針路を南に向けました。 東進する南岸低気圧の影響で東から周期の長い大きなうねりがあり、左右に横揺れしていました。
本日(2月24日)も引き続き四国海盆を南下しています。
雨は上がりましたが、空は雲で覆われています。 うねりも残っており時折横揺れします。
現在、四国沖から大きく南に蛇行する黒潮を横切っていますが、イルカの群れが本船の周りを泳いでおり、船酔いの学生も元気を取り戻したようです。
操業予定海域には明日の昼ごろに到着予定ですが、到着後、CTD観測を行う予定です。

正午位置:30-12.804N 136-07.506E(四国海盆) 針路:151° 速力:7.2kt
天候:曇り 風:N/E - 6.5m/s 波高:3.4m 気温:16.0℃ 水温:21.3℃ 気圧:1021.1hPa

正午位置報告 2月23日(金曜日)

昨日(2月22日)は夜間に石廊埼から御前埼を経て、本日(2月23日)の早朝には伊良湖水道沖を通過して、現在は新宮沖の熊野灘を航行中です。 この後14時頃に針路を南に向け、操業予定の白鳳海山を目指します。
天気は昨日と変わらず、停滞する前線付近を航行しているようで、暑い雲に覆われ、雨混じりの冷たい北風が吹いています。
天気が悪いため、六分儀を用いた天測やラジオ体操が中止になっています。
昨日から、海ゴミ調査のための目視観測を開始しており、本日からは海ゴミ採取のためのニューストンネットの曳網も開始しました。

正午位置:33-42.355N 136-19.196E(熊野灘) 針路:235° 速力:8.6kt
天気:雨 風:N/E - 5.5m/s 波高:2.3m 気温:9.8℃ 水温:19.3℃ 気圧:1018.9hPa

東京出港 2月22日(木曜日)

本日(2月22日)小雨混じりの冷たい北風の中、10:02に晴海HI岸壁を出港しました。
現在は、横浜沖を南下中で、間も無く浦賀水道航路に入るところです。
出港時には、実習生によるVHFを使用したポートラジオへの通報を行いました。
このまま東京湾、相模湾を南下して、黒潮の影響を避けながら沿岸沿いに西に航行し、潮岬付近で漁場を目指して南下する予定です。
日本の南岸に前線が停滞しており、数日は今日のような天気になりそうです。
また、調査員も乗船し、延縄の漁具の実験と海ゴミ調査を行う予定です。

正午位置:35-23.573N 139-42.580E(横浜沖) 針路:175° 速力:10.5kt
天候:雨 風:NE - 10.6m/s 波高:1.1m 気温:9.0℃ 水温:11.6℃ 気圧:1019.5hPa

乗船者:乗船学生18名、調査教員1名、調査学生7名、乗組員21名

東京帰港報告 2月5日(月曜日)

昨日(2月4日)は時間調整のため減速しながら遠州灘から駿河湾沖を航行し、本日(2月5日)の早朝に大島の岡田港沖を通過しました。
10時過ぎに東京湾湾口に到着し、船速を上げ浦賀水道航路、中ノ瀬航路を経由して東京湾を北上しました。 13時過ぎに雨の中、東京西航路より入航しましたが、レインボーブリッジを通過した頃から雪に変わりました。
雪の中の入港作業でしたが、14:23に晴海HI岸壁に入港しました。
次回出港は2月22日10時に出港し、紀伊半島の南方でマグロ延縄実習を行う予定です。
実習生は、引き続き、船内で課業や延縄の準備作業を行いますが、実習生の一部は来週から海技試験(一級、二級)の筆記試験を受験します。

正午位置報告 2月4日(日曜日)

昨日(2月3日)は夕方に潮岬を通過して、紀伊水道の沖まで航行し、20時に東京に向け反転しました。
本日(2月4日)の早朝に尾鷲を通過して、現在は渥美半島の沖を航行中です。
昨日の日中は青空が広がっていましたが、夕方からは厚い雲に覆われて、夜間には雨が降っていました。
南岸低気圧の影響のせいか現在も厚い雲に覆われており、天体の高度を測る天測は苦労しながら行っています。
明日の14:30頃に晴海埠頭に入港予定で、減速して時間調整をしています。

正午位置:34-22.776N 137-09.630E(渥美半島沖) 針路:045° 速力:7.1kt
天候:曇り 風:NW/N - 9.0m/s 波高:0.7m 気温:9.0℃ 水温:16.8℃ 気圧:1021.9hPa

正午位置報告 2月3日(土曜日)

昨日(2月2日)は相模湾で自差測定と定点保持の確認運転を行い、16時ごろに予定を終え、相模湾を南下しました。 20時ごろに神子元島を通過し、現在は尾鷲沖の熊野灘を航行中です。
本日(2月3日)の早朝に伊良湖水道沖を航行しましたが、北西からの風速20m/s近くの吹き出しがあり、かなり波を被ったため起床後のラジオ体操は中止しました。 現在は、風は収まり、青空に覆われています。 大台ヶ原でしょうか、紀伊半島の高い山の頂上付近には雪が積もっているようです。
実習生は、様々な気象観測をして、その結果をインマルサットC(衛星回線)を使い気象庁に通報をする気象通報を開始しました。 また、太陽や恒星などの高度を六分儀で測り、計算と作図から自船の位置を求める天則計算も開始しました。
本日は紀伊水道沖まで航行し、その後反転して東京に向かう予定です。

正午位置:33-45.014N 136-22.058E 針路:225° 速力:9.8kt
天候:晴れ 風:NW/W - 1.5m/s 波高:0.5m 気温:11.1℃ 水温:16.9℃ 気圧:1026.0hPa

正午位置報告 2月2日(金曜日)

昨日(2月1日)の08:21に八景島沖の横須賀4区を抜錨して、浦賀水道航路を経由し相模湾に向かいました。
13時より磁気コンパスのための自差測定を行います。
自差測定の後に、システム操船の定点保持モードの確認運転を行う予定です。
夕方には本日の作業予定を終了し航走開始します。 太平洋側の沿岸沿いに西に航行し串本付近まで航行する予定です。
昨日は、錨泊時に消火訓練を行いましたが、手順書通りに行い、また、トラブル時の対応のシナリオも実施することができました。 いずれも問題なく実施することができました。

正午位置:35-07.388N 139-22.355E(相模湾)
天候:曇り 風:N/E - 6.3m/s 波高:0.3m 気温:6.0℃ 水温:16.5℃ 気圧:1022.1hPa

東京出港 2月1日(木曜日)

本日、月島F4岸壁を出港しました。
昨年の12月20日に乗船した実習生18名は、停泊中の本船内で課業や作業を行いながら、1月26日に卒論発表会を終えました。
久しぶりに出港し、航海ワッチや出港作業を思い出しながら取り組んでいるようです。
お昼過ぎに八景島沖の横須賀4区に投錨しました。 本日は、錨泊し消火訓練や延縄操業についての講義を行う予定です。
明日(2月2日)の朝に抜錨して、相模湾に回航し自差測定をする予定です。

正午位置:35-24.383N 139-42.852E(横浜沖)
天候:曇り 風:S/E - 4.1m/s 波高:0.0m 気温:13.1℃ 水温:11.4℃ 気圧:1011.6hPa

乗船者:乗船学生18名、調査員2名、乗組員20名