神鷹丸

乗船実習Ⅱ航海


東京帰港報告 8月9日(金曜日)

昨日(8月8日)の12:52に浦安沖に投錨しました。 本日(8月9日)の08:51に抜錨し、東京西航路を経由して10:13に月島F-4岸壁に入港しました。 入港後は、観測機材の陸揚げや、燃料の積み込みを行います。
実習は明日10日までですが、乗船実習2の航海は本日にて終了いたします。 関係各位の皆様に感謝いたします。
次回の航海は、8月16日から4年生の乗船実習3が始まり、8月21日10時に出港する予定です。

航海行動報告 8月8日(木曜日)

昨日(8月7日)は犬吠埼から房総沖を南下して、本日(8月8日)の早朝に野島埼を通過しました。 9時ごろに東京湾の湾口に入り、浦賀水道航路、中ノ瀬航路を経由して、現在は間も無く海ほたるを通過するところです。 13時過ぎに浦安沖に到着し投錨する予定です。 午後は船内外の大掃除をし、明日の入港に備えます。 明日は9時前に抜錨し、10時に月島F-4岸壁に入港する予定です。

正午位置:35-26.974N 139-49.350E(海ほたる沖) 針路:047°  速力:9.8kt
天候:晴れ 風:NE - 2.7m/s 波高:0.3m 気温:30.8℃ 水温:30.8℃ 気圧:1003.5hPa

航海行動報告 8月7日(水曜日)

昨日(8月6日)は三陸沖を南下し、夕方には金華山を通過しました。 金華山沖では、通常の生息域の北限を超えていると思われるカツオドリが本船の周りに飛来してきました。 三陸沖で大蛇行する黒潮の影響でしょうか、亜熱帯から熱帯域に生息する鳥がおり驚きました。 本来の生息域に戻るためなのか南に向かう本船に便乗しており、しっかりとその痕跡(フン)を残しています。
本日(8月7日)の早朝には、ひたちなか市の沖を通過して、現在鹿島灘を南下中です。 間も無く犬吠埼を通過するところです。 蛇行する黒潮の影響を受けることを心配していましたが、ほとんど影響なく順調に航行できましたので、減速して時間調整をしています。

正午位置:35-50.382N 141-03.080E(犬吠埼沖) 針路:186° 速力:5.3kt
天候:晴れ 風:N - 3.7m/s 波高:1.0m 気温:29.4℃ 水温:28.4℃ 気圧:1004.8hPa

航海行動報告 8月6日(火曜日)

昨日(8月5日)は昼過ぎに津軽海峡に入り、夕方には尻屋埼を通過して三陸沖を南下しました。 夜間には一時的に霧がでましたが、往来する船舶が少なく助かりました。
本日(8月6日)の早朝に宮古の沖を通過し、現在は気仙沼の沖を南下しています。 天候は晴れで風は弱く、周期の長い大きなうねりはありますが、追い潮に乗って順調に航行しています。
今朝は跳ねているカジキや、クロアシアホウドリを見ることができました。また、気仙沼港が近いせいか、カジキを狙う突きん棒船やカツオ船が多く見られます。 昨日から海ゴミ調査のための目視観測やニューストンネットによるサンプリングも再開しています。

正午位置:38-45.720N 142-03.913E(気仙沼沖) 針路:202° 速力:9.0kt
天候:晴れ 風:ENE - 3.5m/s 波高:0.9m 気温:27.2℃ 水温:24.8℃ 気圧:1008.8hPa

青森出港 8月5日(月曜日)

本日(8月5日)の08:52に青森港を出港しました。
当港では、ゴミの陸揚げ、給水(45.7トン)と食料の調達を行いました。
入港中に修了試験を行いましたが、滞りなく終了しました。 実習生は見学上陸を楽しんだようです。
青森市では、ねぶた祭り開催中ということもあり、毎日入れ替わりで大きな客船が入港してきました。 入港中は、概ね天気は良く、日中は日差しが強く暑かったですが、朝夕は気温が25〜26℃で比較的過ごしやすく助かりました。
現在は、下北半島の西側の平舘海峡を北上中で、間も無く大間埼で右転し、津軽海峡に入るところです。

正午位置:41-17.900N 140-43.995E(平舘海峡) 針路:359° 速力:9.4kt
天候:晴れ 風:W - 5.4m/s 波高:0.3m 気温:25.0℃ 水温:24.9℃ 気圧:1008.8hPa

乗船者:乗船学生20名、乗組員22名

青森入港 8月2日(金曜日)

昨日(8月1日)の13:14に青森港外に投錨しました。 本日(8月2日)の09:14に青森港外を抜錨して、09:54に青森港浜町埠頭東岸壁に入港しました。
昨日は曇っていて涼しかったですが、今日と明日は晴れの予報で、気温も30℃を超えるようです。
新中央埠頭には今朝入港した客船ダイヤモンドプリンセスが着岸しています。今日からねぶた祭りが始まりますので多くの観光客が訪れると予想されます。
唐津港から乗船した調査員は全員、青森港で下船します。 出港は8月5日9時の予定です。

航海行動報告 8月1日(木曜日)

昨日(7月31日)は秋田沖を時間調整のため減速しながら北上しました。 本日(8月1日)の早朝に龍飛岬を通過して平舘海峡より陸奥湾に入りました。 本日の13時過ぎに青森港外に投錨する予定です。
津軽海峡では多数のマグロが跳ねているのを見ることができ、航海ワッチの学生も興奮していました。 この数日、気温が30℃を超えることがなく、晴れていても涼しく過ごしやすくなっています。
明日(8月2日)の9時に抜錨し、青森港に入港する予定です。

正午位置:41-00.084N 140-43.159E(青森湾) 針路:172° 速力:5.7kt
天候:曇り 風:NNE - 0.5m/s 波高:0.3m 気温:25.4℃ 水温:23.8℃ 気圧:1007.4hPa

航海行動報告 7月31日(水曜日)

昨日(7月30日)は、大和堆から東に移動して午後から5地点目と6地点目の2地点で海底地震計を回収しました。 海底に設置されている地震計は、通常は切り離し信号を送ってから15分程で錘と切り離され離底し浮上するのですが、5地点目ではなかなか切り離されず、かなりの時間を要して浮上しました。 6地点目の回収後、翌朝5時まで漂泊し、本日(7月31日)の8時に7地点目に到着し、切り離し信号を送り、最後の海底地震計を回収しました。
本日も海況は良く、無事に予定の全ての地震計を回収し、青森港外に向け航送開始しました。 現在は、まだ陸地は視認できませんが、沿岸に近づいてきたようで苫小牧に向かう新日本海フェリーを見かけました。 青森港入港中にこの実習の修了試験を行うせいか、空き時間に教室で勉強をする実習生が増えてきました。

正午位置:39-21.400N 138-09.774E(佐渡島北方) 針路:036° 速力:7.8kt
天候:晴れ 風:NW - 4.9m/s  波高:1.3m 気温:25.3℃  水温:25.8℃  気圧:1006.5hPa

航海行動報告 7月30日(火曜日)

昨日(7月29日)は午後から大和堆の2地点から海底地震計を回収しました。
お昼頃は西風が強く、波も3mを超えるようになり、水面に浮上したオレンジ色の地震計を見つけるのが大変でしたが、夕方には風が弱まり、かなり視認しやすくなりました。
夜間は漂泊し、本日(7月30日)の4時過ぎから航送開始して7時に4点目の回収地点に到着しました。 本日は風が弱く、海況も穏やかで、かなり遠くから浮上した地震計を見つけることができ、波もないため楽に回収作業ができました。 終了後、東に移動し5点目の回収地点に向かい、昼前に到着し切り離し信号を送り、これより浮上した地震計を回収します。 回収後、6点目の回収地点に向け東に移動し。16時頃に到着して回収作業を行う予定です。
明日は午前中に7点目の最後の海底地震計の回収作業を行い、終了後は青森港外を目指します。

正午位置:39-13.512N 136-46.038E(能登半島北方)
天候:晴れ 風:WSW - 4.0m/s  波高:1.4m 気温:26.5℃  水温:26.0℃  気圧:1001.6hPa

航海行動報告 7月29日(月曜日)

昨日(7月28日)は海底地震計の回収地点に向け日本海を北上しました。
本日(7月29日)の7時に1点目の回収地点の大和堆に到着しました。 水中にトランスデューサーを入れ、約2年前に水深2089mの海底に設置された海底地震計と通信し、切り離し信号を送り約30分後に水面に浮上してきました。 浮上した地震計にリモコン操船で接近し、長い竿の先に取り付けたフックで引っ掛けて、マグロキャッチャーにて船上に取り込みました。 終了後、次の回収地点にむけシフトし、12時に到着して切り離し信号を送り、浮上後、2台目の地震計を回収しました。 本日はもう1地点で回収する予定です。 明日も東に移動し2地点で海底地震計を回収する予定です。
現在航行している海域は大和堆と呼ばれ水深が周囲より浅くなっており、イカ釣りの好漁場 とされており、本船のイカ釣り操業の許可水域にも含まれています。 違法操業を見張っているのでしょうか、水産庁の取締船がいました。

正午位置:39-26.101N 134-55.695E(大和堆:漂泊中)
天候:晴れ 風:W - 12.9m/s 波高:2.8m 気温:27.9℃ 水温:25.9℃ 気圧:1002.3hPa

航海行動報告 7月28日(日曜日)

昨日(7月27日)は隠岐の島の西方に20時前に到着して漂泊を開始しました。
集魚灯を点灯させ、イカ釣り操業を20時から翌朝3時まで行いました。漁獲は一昨日と同様に残念な結果となりました。(スルメイカ7杯)
本日(7月28日)の3時より航送開始し、海底地震計回収地点の大和堆に向け北上中です。 回収地点には明日(7月29日)の7時に到着する予定です。
現在航行している海域は、南北を往来する大型船の航路筋のようで、本船は航路筋を横切るように航行しており、実習生にとっては他船との見合い関係や航法の勉強になっています。
昨日は電波が異常伝搬していたようで、圏外だった携帯電話が、時々、韓国の事業者(KT)の電波に接続して国際ローミングしていました。 この時、本船から最も近い隠岐の島の島前で40浬、韓国のUlleungdo島で100浬でした。なお竹島までは70浬でした。

正午位置:37-16.640N 132-53.463E 針路:030° 速力:8.6kt
天候:晴れ 風:SW - 8.3m/s 波高:1.8m 気温:27.4℃ 水温:26.3℃ 気圧:1013.8hPa

航海行動報告 7月27日(土曜日)

昨日(7月26日)は玄界灘を北上し、角島の北西沖の日本海で20時から漂泊して、集魚灯を点灯させイカ釣り操業を開始しました。 自動イカ釣り機4台と実習生や乗組員の手釣りで3時まで行いましたが、漁獲は散々な結果となりました。(ヤリイカ3、スルメイカ2、サバ4) 昨年はそこそこ漁獲があり、ほぼ同じ海域でしたが残念でした。
本日(7月27日)の3時に操業を終え、航送を開始しました。 現在は島根県の沖を本日の操業地点の隠岐島西方を目指して航行中です。
操業地点には20時前に到着し、翌朝3時までイカ釣り操業を行う予定です。 潮に乗っているようで、船速がでているため、発電機を1台にして低速モードの省エネで航行しています。

正午位置:35-41.278N 131-38.940E(島根県沖) 針路:040° 速力:8.2kt
天候:晴れ 風:S - 5.0m/s 波高:0.8m 気温:28.2℃ 水温:24.5℃ 気圧:1017.8hPa

唐津出港 7月26日(金曜日)

7月23日より入港していました唐津港を本日(7月26日)の08:51に出港しました。
唐津入港中は、ゴミの陸揚げ、給水(66トン)、食料の積み込みや見学上陸をしました。
当港から海底地震計関連の調査員4名が乗船しました。
現在は、イカ釣り実習の操業地点に向け玄界灘を北上中です。 イカ釣り実習は今夜20時から翌朝3時まで行う予定です。

正午位置:33-50.789N 130-06.737E 針路:017° 速力:7.2kt
天候:晴れ 風:NNE - 3.8m/s 波高:0.5m 気温:30.6℃ 水温:28.3℃ 気圧:1012.3hPa

乗船者:乗船学生20名、調査員4名、乗組員22名

航海行動報告 7月23日(火曜日) 唐津入港

昨日(7月22日)の13:16に唐津湾に投錨しました。 投錨後、デッキ上に干していたトロールの網をウィンチに巻き込みました。
本日(7月23日)の08:52に唐津湾を抜錨し、約3マイル先の唐津港に向かいました。
09:30に唐津城を望む唐津港東港岸壁に入港しました。 実習生は初めての入港作業でしたが、慌てることなく落ち着いて作業に取り組んでいました。
唐津港では、給水、ゴミの陸揚げと食料調達を、実習生は上陸見学を予定しています。
海ゴミ関連の調査員2名は当港で下船し、新たに海底地震計関連の調査員4名が乗船します。
出港は7月26日の9時出港予定です。

航海行動報告 7月22日(月曜日)

昨日(7月21日)は10時から曳網中のトロール網を12:30に巻き上げを開始しました。 左右のオッターボードを格納し、13時過ぎにコットエンドがデッキ上に上がりました。
1回目の操業は淋しい漁獲でしたが、2回目の漁獲は大量でした。 デッキ上に漁獲物で膨れ上がったコットエンドが見えると、実習生から歓声と拍手が湧き起こりました。
漁獲物はキダイ、アンコウ、カイワリ、マトウダイ、ヒメ、スルメイカ、カナガシラ、ソコハリコチ、アカヤガラ等15種類でした。
カゴに入れられた大量の漁獲物を実習生は魚種別にパンに仕分けし、数や重量を計測し野帳に記録しました。 その後、鱗や内臓を取り処理をしました。
2回目の操業地点の底質が砂や貝だったせいか、ヒラツメガニやウチワエビは皆無でした。
漁獲物処理と並行して、網を水面に流し、航走しながら網洗いをし、その後、デッキ上に干しました。
作業終了後、唐津港外に向けて航走開始しました。 19時頃には五島列島の福江島に近づいたため、マリタイムモバイルや携帯電話の圏内になりました。
本日(7月22日)の早朝に平戸の沖を通過し、現在は唐津港の北方を港外に向けて航行中です。 13時過ぎに唐津港外に投錨する予定です。
明日(7月23日)の9時に抜錨し、09:30頃に東港岸壁に入港する予定です。
今朝の朝食では早速、キダイの塩焼きと鯛茶漬けがだされ、昼食にはカナガシラやヤガラの塩焼きや煮付けが提供され美味しくいただきました。

正午位置:33-35.760N 129-57.205E 針路:115° 速力:4.2kt
天候:晴れ 風:W - 5.8m/s 波高:0.3m 気温:29.1℃ 水温:26.7℃ 気圧:1010.5hPa

航海行動報告 7月21日(日曜日)

昨日(7月20日)は13時からトロールのワープを巻き揚げ始めました。 左右のオッターボードを収納し、13:43にコットエンドがデッキ上に上がりました。
漁獲物はキダイ、カイワリ、マトウダイ、カゴシマニギス、ウチワエビ、コウイカ、スルメイカ等14種類でしたが、数が少なく残念な結果となりました。
終了後、北に20マイルほど移動しながら漁獲物の数や重量を計り、一部の漁獲物は賄いに提供されました。 また、網の中に入った、海ごみについても調査のためのサンプルとして持ち帰ります。
夜間はドリフト(漂泊)し、本日(7月21日)の9時から2回目のトロールの準備を開始しました。 09:30にコットエンドを投入し、グランド、オッターボードと順に投入して、ワープを繰り出し、10時に着底を確認し曳網を開始しました。 お昼ご飯を挟んで、12:30より巻き上げ開始する予定です。
終了後、唐津港外にむけて航送開始します。唐津港外には明日(7月22日)の昼過ぎに到着する予定です。

正午位置:N E(東シナ海) 針路:018° 速力:2.6kt(曳網中)
天候:晴れ 風:SSW - 5.9m/s 波高:0.7m 気温:31.6℃ 水温:30.1℃ 気圧;1012.5hPa

航海行動報告 7月20日(土曜日)

昨日(7月19日)は大隅海峡西部の宇治群島と草垣群島の間を通過し、本日(7月20日)の早朝に東シナ海の操業許可水域に到着しました。
08:30から御神酒を撒き安全操業を祈願し、底引きトロールの準備をしました。 10時にコットエンドを投入し、グランド、オッターボードと順に投入し、11時には着底し、曳網を開始しました。 オッターボード投入時にトップローラーのタングストッパーが外れず、少し時間がかかりましたが、それ以外は順調に作業ができました。
この後、13時から巻き上げを開始して、13:40頃にはデッキ上に漁獲物が揚がる予定です。
終了後は、漁獲物の処理をしながら明日の操業予定地点に向けて北上します。

正午位置:31-40.378N 127-31.595E(東シナ海) 針路:000° 速力:2.8kt
天候:晴れ 風:SSW - 6.6m/s 波高:1.14m 気温:31.1℃ 水温;29.4℃ 気圧;1012.3hPa

航海行動報告 7月19日(金曜日)

昨日(7月18日)は日向灘の九州沿岸に沿って南下しました。 足摺岬を通過した頃から黒潮の影響で速力が低下したため、2台の発電機で航行していましたが、3台稼働させプロペラ翼角を上げて、なんとか船速を維持することができました。 かなり燃料を使ってしまったかもしれません。
本日(7月19日)の早朝に佐多岬を通過して、現在は大隅群島の黒島の北側を航行中です。 今年の開聞岳は笠雲がかかっていました。 例年の如く、本船の周りをカツオドリが飛び交うようになりましたが、まだ攻撃(フン)は受けていません。
今朝からは黒潮の流軸から外れたようで、船速が上がってきたため、プロペラ翼角を下げ、発電機も2台にして省エネ航行をしています。
東シナ海の漁場には明日(7月20日)の朝に到着し、9時ごろから準備をしトロール操業を開始する予定です。

正午位置:31-02.183N 129-57.645E(黒島沖) 針路:274° 速力:7.7kt
天候:曇り 風:SW - 5.6m/s 波高:1.0m気温:30.4℃ 水温:28.8℃ 気圧:1011.5hPa

航海行動報告 7月18日(木曜日)

昨日(7月17日)の13:07に尾鷲湾を抜錨しました。 熊野灘を南下し、夕方に潮岬を通過して本日(7月18日)の早朝に室戸岬を通過しました。
11時に足摺岬で変針して現在は日向灘に差し掛かるところですが、3ノットを超える黒潮の影響で船速が下がってしまいました。
今朝は霧が出て若干視界が悪い時間がありましたが、現在は回復しております。 海況も良く、実習生も少しずつ航海当直に慣れてきているようです。
今日は跳ねているマグロやカツオを見ることができ船橋も賑わっています。

正午位置:32-36.588N 132-55.384E(土佐清水沖) 針路:243° 速力:7.7kt
天候:曇り 風:ENE - 3.9m/s 波高:1.60m 気温:29.8℃ 水温:28.2℃ 気圧:1012.4hPa

航海行動報告 7月16日(火曜日)

昨日(7月15日)は14:30から城ヶ島沖で消火と退船の応急部署訓練を行いました。 その後、相模湾、駿河湾と遠州灘を航行し、本日(7月16日)の早朝に伊良湖水道沖を通過しました。
深夜にはかなりの雨が降りましたが、朝には止み、晴れ間も見えてきました。
本日の午前より、海ごみ調査のための目視観測とニューストンネットによるサンプル採取を開始しました。
風が弱く海況も良く、船酔いする学生はおりませんが、慣れない航海日誌の作成には苦労しているようです。
本日13:02に尾鷲湾に投錨しました。本日はここで錨泊して、トロールの網出しと課業を行う予定です。
明日13時に抜錨し、東シナ海の漁場に向かう予定です。

正午位置:34-04.879N 136-22.955E(尾鷲沖) 針路:258° 速力:7.4kt
天候:晴れ 風:S - 3.3m/s 波高:0.55m 気温:28.5℃ 水温;26.1℃ 気圧;1014.5hPa

東京出港 7月15日(月曜日)

7月11日に乗船実習2のため実習生20名が乗船しました。
乗船時より、応急部署配置、航海日誌記入要領、操舵号令や航海当直要領等の基本的な課業を行ってきました。
本日(7月15日)の10:10に月島F-4岸壁を出港しました。
出港時には、先に隣の月島F-5岸壁に入港した福島県立いわき海星高校の実習船福島丸の皆様にUW旗(御安航を祈る)の掲揚とともに手を振って見送っていただきました。
現在は、横浜本牧沖の東京湾を南下しており、まもなく浦賀航路に入るところです。この後、城ヶ島沖で応急部署訓練(消火・退船)を行う予定です。
海ごみ観測のため2名の調査員が唐津港まで乗船し、目視観測やサンプル採取を行うとともに実習生に観測方法の指導も行う予定です。
本日は太平洋沿岸を西に航行し、明日(7月16日)の午後に尾鷲湾で錨泊する予定です。

正午位置:35-25.573N 139-45.166E(本牧沖) 針路:230° 速力:10.0kt
天候:曇り 風:NNW - 5.6m/s 波高:0.6m 気温:26.4℃ 水温:26.7℃ 気圧:1014.7hPa

乗船者:乗船学生20名、調査員2名、乗組員22名